WordPressで記事などを制作した場合、入稿する際に気をつけるとSEO対策の効果が全く異なるということをご存知でしょうか?良い記事をより活かすためにできる限り気を配るようにしましょう。
WordPress入稿時はユーザーとクローラーの両方を考えよう
WordPressの入稿を行う際には、記事を読む人であるユーザーと検索エンジンAIのクローラー、両方のことを考えましょう。
記事の最終的な目標はしっかり読んでもらい、行動を起こしてもらうことです。そこで重要になってくるのがスクロール率・読了率・滞在時間の3つです。
またクローラーは記事内容や情報を正確に検索エンジン側に知らせる役割があります。そのため、どちらも無視することはできません。
それぞれを考慮した入稿方法をお伝えします。
Woredpress入稿ポイント1
ユーザーが飽きないためにコンテンツを装飾しよう
コンテンツが充実した記事を書こうとすれば、自然と記事も長くなります。しかし、私たちは、SNSや漫画、ニュースなどの早いテンポになれてしまっています。そのため、長い記事は、読了率が悪い傾向にあります。
また、Webサイトにもよりますが8割のユーザーはモバイルユーザーです。長い記事はスクロールする手間も増えてしまいます。
そこで、読み飽きない、もっと読みたくなる工夫が大切になってきます。
Woredpress入稿ポイント2
<strong>タグを多用しない
<b>タグと<strong>タグの違いをご存知でしょうか?
<strong>タグは何が大切な情報なのかクローラーに知らせる役割があります。一方、<b>タグは純粋な装飾用タグになります。
しかし、なぜか多くのWebサイトで<b>タグと<strong>タグが混合して使われていることをがよくあります。SEO対策ナビのクライアントのWebサイトにも、それが原因でインデックスされないお客様もいました。
今では効果がないと言うコンサルタントもいます。しかし、事実それで影響が出ているWebサイトもあるので一概に影響がないとは言えないです。
WordPressの入稿時は「B」は<strong>タグになります。太字にしたい場合は、HTML編集を使う装飾タグを事前登録しておきましょう。
Woredpress入稿ポイント3
メタ情報を全て入力しよう
個人ブロガーや中小企業の企業サイトに多いのがメタ情報の欠如です。
メタ情報には、さまざまな種類があります。その中でも記事更新時に必ずチェックしておきたいのが以下の要素です。
- ディスクリプション
- OGPタグ
- キーワード
この3つは必ず入れるようしましょう。
また、メタキーワードは2009年にGoogle側が「メタキーワードはランキング要素に入っていない」と公言しています。
しかし他のBingやYahooでは入っていないと公言していません。そのため、SEO 対策ナビではできる限り入れるようにお伝えしておきます。
Woredpress入稿ポイント4
パーマリンクにキーワードを入れよう
パーマリンクにキーワードを入れるようにしましょう。パーマリンクにキーワードを入れる意味は何でしょうか?
自動生成されたリンクだと、一目見ただけでは記事の内容がわかりにくいことがあります。この問題は、読み手だけでなく、検索エンジンのクローラーにも影響します。クローラーがWebサイトのURL構造(カテゴリーなど)を理解しづらくなるため、Webページが探しにくくなり、情報がわかりにくいと判断される可能性があります。これにより、クローラービリティ(クローラーがサイトを巡回しやすいかどうか)が低下する恐れがあります。
さらに、他のサイトからリンクをもらう場合にも、パーマリンクにリンクをはられることがあります。自動生成リンクでは評価を受けにくいですが、パーマリンク内にキーワードが含まれていれば、リンクを貼られた際の効果が向上します。つまり、キーワードが入っていることで、リンクの評価が高まり、SEO効果が期待できるのです。
※日本語URLは避けるようにしましょう。シェアされた場合、日本語URLは文字化けしてしまい見辛くなってしまうからです。また文字化けされた状態で被リンクを受けてしまう懸念もあります。
Woredpress入稿ポイント5
適切な画像選定及び処理をして、情報を入力しているか
次に重要なのが画像です。画像選定を適当に行なっていないでしょうか?また画像処理を行なっているでしょうか?
画像、そして動画は企業の雰囲気やサービス・商品をわかりやすく伝えるために非常に大事になってくるツールです。
ユーザーはもちろんユーザーも、この画像や動画を見ています。検索時にも、以下の画像のように画像や動画などが検索結果として見れるようになっています。
そのために、記事コンテンツの方向性と合致しているオリジナル素材を支えているか。そしてその画像を処理してファイルサイズを小さくしているかなどが重要になってきます。
WordPressでの入稿にはユーザー目線と適切な設定が大事
記事を書くことも大事ですが、それと同様に記事の入稿も重要です。
いい記事もただの文字の羅列だけでは読了率が悪く、検索エンジンからも嫌われてしまいます。
ユーザーからもクローラーからも、読みやすい記事作りには入稿が非常に大事になってくると言うことがご理解いただけましたでしょうか?
ここまで読んでいただいた方に特別に実際に入稿している様子を撮った動画とWordPress入稿確認チェックシートをお渡ししております。
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